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入域規制97%「賛成」 商工会・観光協会、コロナ対策要請 与那国町

連名で要請を行う竜門会長(左前)と杉本会長=8月31日午後、町役場

 【与那国】与那国町商工会(杉本和信会長)と与那国町観光協会(竜門久司会長)が行ったアンケートで事業者の97.2%が観光客入域規制に賛成していることが分かった。2団体は8月31日、新型コロナウイルス対策に関する町への要請で入域規制について「町長の判断に任せる」と決断を求めた。

 町長室で行われた要請で2団体は「中小企業・小規模事業者においては非常に厳しい経営環境に追い込まれるので、さらなる追加支援が必要」として▽積極的な情報提供・検査体制の拡充▽事業者への助成―の2点を要望。

 助成の要望は事業所規模に応じた経営支援を求めるもので、例として「宿泊業上限50万円(客室×2万円)」「その他事業所・法人20万円、個人10万円」など掲げた。検査体制拡充は抗原キットを町で一括購入し、有償配布を希望した。

 アンケートは8月23日~同月27日の間、町内62事業所を対象に実施、受け入れ規制について「賛成」「反対」の意向を調査した。このうち36事業所の回答があり、「賛成」(35件)が97.2%、「反対」(1件)が2.8%だった。  入域制限について杉本会長は「制限には賛否ある。那覇、宮古、石垣は人の流れが激しくなるだろう。与那国まで来てくれたらいいが、コロナも付いてくる。自分の身が大事だ」と指摘。糸数健一町長は「渡航制限も必要と思っているが、私の一存では決められない。厳しい中でどう判断していくかだ」と結論を持ち越した。

 竜門会長は「現在、事業所としては来島自粛は致し方ないとリサーチしている。決断は町長の判断に任せる」とボールを投げ掛けた。

 また、両団体からはコロナ対策に関わる町内のチーム発足を求める意見もあり、糸数町長は「早急にコロナ対策委員会を立ち上げる必要がある」と答えた。

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