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釧路新聞社

野鳥愛好家など展示を楽む【釧路】

 

オオワシなどの感電事故防止のために開発された道具を紹介する小笠原さん(中央)

昨年4月から大規模改修のため休館していた環境省釧路湿原野生生物保護センター(市北斗2)が10日、リニューアルオープンし、野鳥愛好家や家族連れなど123人が新たな展示を楽しんだ。

 同センターは、シマフクロウやオオワシ、オジロワシをはじめとする希少鳥類の保護、治療、放鳥などに取り組んでいる。改修により、東北海道の大自然を紹介する「四季のグラデーションウォール」や、鳥の鳴き声などを体験できる「耳すましトンネル」などを設置し、新たな観光拠点としての機能も充実させた。

 この日の来館者には、記念品としてエコバッグや特製ボールペン、手帳などをプレゼント。午前11時に行われたバックヤードツアーでは、獣医師の小笠原浩平さんがシマフクロウやオオワシ、オジロワシの生態を紹介し、参加者は展示ケージ内のオオワシや診察を行う処置室などを見学した。

 家族4人で初めて訪れたという野田時音さん(14)は「事故に遭った動物を保護して放鳥する取り組みには驚いた」と話していた。釧路自然環境事務所の中森健太さんは「体験型の展示施設として改修された。人と野生生物の共生を肌で感じてほしい」と来館を呼び掛けている。

 入館無料。開館時間は4~10月が午前9時30分~午後4時30分、11~3月は午前9時30分~午後4時。バックヤードツアーは土、日、祝日の午後1時からで、8月は平日も実施する。参加費は大人800円、中高生500円、小学生100円、幼児無料で、料金は餌代に使われる。

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