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町への思い「とどけフェス」 長野県富士見町

富士見町の大きな地図の絵に大きな夢を書いた紙を貼る親子ら=ゆめひろば富士見

 長野県富士見町の多目的交流広場「ゆめひろば富士見」で7月31日、子どもたちや住民の町への思いを展示する「とどけフェス」が開かれた。8月3日告示、同8日投開票の日程で行われる町長選を前に、町内外の有志5人が企画。立候補を予定している名取重治さん(70)、中島恵理さん(48)の2人も駆け付け、掲示板に貼られた思いや願いを見ながら、町民と一緒にまちづくりや町の将来について語り合った。

 町内の4小中学校や公共施設、食品スーパーに愛らしいトドの絵が目印の「とどけポスト」を設置し、思いを寄せてもらった有志たち。100枚以上集まり、テーマ・分野別に掲示板に貼って広場の至る所に展示した。

 小中学生も自分の言葉や絵で思いを表現し、「お店が増えたらいいな」「学校の周りがソーラーパネルにならないといいな」。東京五輪の金メダル効果で注目度が高まるスケートボードの「できる場所がほしい」との願いも寄せられた。町の大きな地図の絵に大きな夢を書いた紙を貼っていく催しもあった。

 名取さんは「住民の声を拾うのが私たちの仕事。子どもたちも素直な表現で町への思いを寄せてくれた。感激している」、中島さんは「まちづくりへの関心を持つことが協働につながる。これらの夢が一つでも二つでも実現できるまちにしたい」。有志の1人で小学校教員の西明子さん=同町=は、フェス実現への多くの支援に感謝し、「雑談や立ち話の中からいろいろなアイデアが出る。まちづくりへの関心を高めるきっかけになったと思う」と話した。

 町教育委員会が後援。約100人が来場した。キッチンカーの出店やラジオ体操、気功体験などもあり、気軽に語らえる雰囲気を目指した。町民の思いはこの先、町コミュニティ・プラザに展示する。

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