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きょう「土用丑の日」 うなぎ料理で夏バテ防止 専門店書き入れ時

新仔うなぎを焼く元村伝代表。香ばしい匂いが食欲をそそる=27日午前、舟蔵の里

 28日は「土用丑の日」。暑い時期を乗り切ろうと、日本ではこの日にうなぎを食べる風習が定着。うなぎ料理を提供する店では1年で一番の書き入れ時を迎える。石垣市内の舟蔵の里(元村伝代表取締役)にある創業46年のうなぎ専門店「只喜」では、仕込み作業に追われていた。

 調理場には、白焼きをしたうなぎの香ばしい匂いが広がり食欲をそそる。南国の高温多湿な気候に負けないよう改良した、オリジナル秘伝のタレをつけてかば焼きにしていく。

 只喜では宮崎県産の新仔うなぎを使用。調理直前まで生きた状態の「活鰻」にこだわる。新仔うなぎの身は厚く柔らかいのが特徴で、調理時に「蒸し」の工程が要らない。

 焼き網に向かう元村代表によると、台風6号の影響で飛行機が欠航したため、入荷が遅れたという。数日前に入荷が再開し忙しさを増している。

 うな重、うな丼のほか、ヒレカツとうな重の二段弁当も人気メニューだ。

 年間を通して土用丑の日前後、母の日、父の日に需要が高く、28日は朝5時から仕込みを始める予定。

 元村代表は、うなぎの味をPRしつつ「土用丑の日だけでなく、それ以外の日も食べていただきたい」と話した。

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