成コンブ漁始まる【釧路市東部漁協】

コンブを引っ張って運びまっすぐ並べていく作業(釧路町昆布森、14日午前8時ごろ)
釧路管内の成コンブ漁が14日から各地で始まった。今年の成コンブ漁は釧路市東部漁協が1日、厚岸、浜中、散布の3漁協が5日、昆布森漁協が10日から開始の予定だったが、天候不良の日が続き漁を見合わせていた。釧路市東部は14日も出漁しなかった。
釧路町昆布森では朝から干(かん)場(ば)に大勢の人が出て、ナガコンブを干す姿が見られた。ナガコンブは長いもので10㍍以上になるが、トラックから降ろされたコンブを引っ張って運び、干場に敷き詰められた石の上にきれいに並べていく作業が行われていた。漁業者の男性は「今年はずっと天気が悪くコンブを採れなかったが、これからだ」と話していた。
釧路から根室にかけての太平洋沿岸で主に採取されるナガコンブは、昆布巻きや佃煮などに使われる「食べるコンブ」。生育途中の若いコンブを間引くサオマエコンブ漁は6月、生育したコンブを採取する成コンブ漁は7月から10月ごろまで行われる。
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