ひな元気に巣立ち リュウキュウアオバズク

夜行性のリュウキュウアオバズクのひなは日中は木陰で休んでいる=24日午後、市内の雑木林
リュウキュウアオバズクのひな2羽が24日、市内の雑木林で巣立った。近くでは親鳥がカラスなど天敵からわが子を守るよう見張りをしていた。
リュウキュウアオバズクは全長29㌢。頭部はマスクをかぶったように黒く、黄色い大きな目が特徴。本土へ夏になると渡ってくるアオバズクの亜種で奄美大島以南の南西諸島や大東諸島に留鳥として一年中、生息している。
外灯に集まる昆虫などを空中キャッチして捕まえる夜行性の野鳥で日が暮れると「ホウホウ、ホウホウ」と鳴く声が聞こえる。
巣立ったひなたちは、しばらくの間、親とともに過ごし、自分で狩りの仕方を覚えると独り立ちしていく。
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