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荘内日報社

色鮮やかにいい香り漂う 「あつみ温泉ばら園」見ごろ迎える

 鶴岡市湯温海の「あつみ温泉ばら園」でバラが開花期を迎え、さまざまな色、形の品種が訪れた人の心を和ませている。

 1962年に地域の憩いの場にと熊野神社の草相撲場にバラを植えたのが始まり。現在は約90種、約3000本が植えられている。

 50年以上前から管理している榎本肇さん(83)=同市小菅野代=によると、今年は例年より1週間ほど早く、先月20日ごろから咲き始めた。今は真っ赤な大輪の「トール」、黄色の花びらで縁だけ桃色の「ピース」、ピンクと白の「聖火」などが見ごろだ。好天となった3日午前は夫婦連れなどが訪れ、「いい香り」などと散策を楽しんでいた。

 榎本さんは「昔は毎日水をあげていたが、水をあげなければ、地中深く根を張り、あげなくてもいいようになる。そうやってバラと対話しながら、少しずつ育て方を教えてもらった。1種ごと香りも違うのが面白い」と目を細めた。

 今は1番咲きで、見ごろは今月末ごろまで。その後、花は小さくなるが、3番咲きの10月まで楽しめる。あつみ観光協会は今月末までばら園まつりとして、温泉街を巡りクイズを解いた人に抽選で特産品が当たる「バラエンクエスト」や写真コンテスト、バラの足湯(土曜日限定)などを行っている。

見ごろを迎えたあつみ温泉ばら園=3日午前

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