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宇部日報社

うべ未来100プロジェクトが「宇部100(飛躍)法人」を発行

篠﨑圭二市長に完成した本を届けた光井理事長ら(11日午前11時すぎ、市役所で)

 NPO法人うべ未来100プロジェクト(光井一彦理事長、50人)が、宇部市制施行100周年に合わせて「宇部100(飛躍)法人」を発行した。市内で10年以上の活動実績がある学校、医療、企業、神社など138法人を紹介。発案から3年3カ月かけて完成した本を11日に市役所で披露した。    100周年市民プロジェクトの一環で取り組んだ事業。市の歴史を支えてきた教育、文化、商業などに焦点を当て「市の総合力を表現したい」と、法人の歴史書を目指して封書や市のホームぺージ、メール、新聞を通して公募。個別にも呼び掛け、賛同団体は目標の100を超えた。法人から寄せられたものは、すべて採用している。    本はA4判のカラー印刷で、245ぺージ。各法人の基本データ、理念、沿革、事業内容と、営業所や商品、社員の集合写真などを掲載。創業124年を迎えた東谷をはじめ、老舗の伊藤回生堂、小川蜜カス本舗、鷲見酒舗の往時をしのばせる写真が目を引く。    また、宇部村から一躍市となった1921(大正10)年当時の地図と産業案内、石炭産業を中心とした宇部の歩みも紹介。大正以降の宇部の歴史年表も載せた。  あとがきには「規模の大小にかかわらず、法人それぞれの力強さが宇部市を支える原動力であることを再認識した」「本書が市制100周年の歴史書として残ることを願う」と記している。    1000部発行し、参加法人に贈呈。一部は6月1日から、幸太郎本舗TSUTAYA宇部店、宮脇書店宇部店、ゆめタウンのブックランド都野宇部店で、実費の3300円で販売する。光井理事長(80)は「市になってからの100年は激動の時代で、大きく変貌した。本を通して、一人でも多くの人に宇部を再認識してほしい。若者の地元就職の背中も押せれば」と語る。    同NPOは、共存同栄・協同一致の精神で民間主導により都市の近代化に成功した先人に倣い、宇部を愛し、郷土の発展を希求する同志が集って2010年1月に発足。産業・経済の活性化、観光・交流人口の増加、街づくり、環境共生都市づくりの推進を4本柱に活動している。

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