全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

「網元の蔵」イメージ 旧加茂中学校跡地に移転改築 加茂コミセン来夏完成目指す

 鶴岡市が移転改築する市加茂コミュニティセンターの実施設計がまとまった。住宅密集地にある現在のコミセンを移転し、加茂水族館第2駐車場となっている旧加茂中学校跡地に、新しく整備する。計画では7月にも工事に入り来年7月末の完成を目指す。新コミセンの外観は、北前船の中継港として発展し、漁業の拠点ともなっている港町加茂で、網元の蔵をイメージさせる造りにする。

「網元の大きな蔵」をイメージさせる新加茂コミセンの完成予想図

 現在の加茂コミセンの建物は1969(昭和44)年建設の木造2階建て施設で、50年以上経過して老朽化が目立つ上、敷地が狭く駐車スペースも10台ほどとなっているため、市が移転改築事業を進める。

 新コミセンの建設概要によると、敷地は約5700平方メートルと現在の2倍強となり、駐車台数も50台分ほど確保する。建物は高齢者らも利用しやすいように平屋建て(鉄筋コンクリート造り)とし、延べ床面積は現在の施設の約1・6倍の約890平方メートルになる。

 大ホールや会議室、調理実習室、研修室、防災資機材庫、事務室などを備えるほか、加茂水族館来館者や日本遺産「北前船寄港地」に認定された町並み散策を楽しむ観光客用に、休憩などができる交流スペースや施設内とは別に外部から出入りできるトイレも設けるのが特徴。

 外壁の一部には板張りを施し、切り妻屋根の造りとともに「網元の大きな蔵」をイメージさせる。また、現在のコミセンにある「加茂石」を活用して地域性をアピールする。建築事業費は約4億2500万円を見込んでいる。

 市は今月中にも移転改築工事の入札を行い、市議会6月定例会で契約案件が可決されれば、7月から工事に着手する。

関連記事

紀伊民報社

後輩に、想いよ届け 統合中の建設記念で催し

 和歌山県印南町教育委員会は12日、同町印南の宇杉ヶ原団地周辺に造成中の統合中学校建設予定地で、統合中学校建設記念イベント「4校の伝統を新設校へつなぐ 石に想(おも)いを込めて」を開いた。統合す...

細部まで精巧「船の模型」 苫信本店で展示 苫小牧

 苫小牧信用金庫本店(表町)でロビー展「船の模型作品展」が開かれている。模型の制作者は、昨年11月に亡くなった中村五郎さん(享年95)と、娘婿の澤谷佳典さん(69)=市花園町=。木材で細部まで精巧...

帯広大谷短大の山本さんレシピ地域賞 全国「チー1グランプリ」

長いもとゆりねと納豆の春巻き  チーズとご当地食材を使った全国料理レシピコンテスト「第13回チー1グランプリ」(チーズ普及協議会など主催)で、帯広大谷短期大学(大森行雄学長)地域共生学科食と栄養...

荘内日報社

地元役者の名演 見えにファン沸く 黒森歌舞伎 酒田 正月公演

 酒田市黒森地区に伝わる農民芸能「黒森歌舞伎」(県指定無形民俗文化財)の正月公演が15、17の両日、同地区の日枝神社常設演舞場で上演され、地元住民のほか県内外から大勢の歌舞伎ファンが訪れ、地元役者の名...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク