長野日報ぬり絵コンクール 山川さん、駒場さん大賞

大賞に選ばれた山川はる菜さん(左)と駒場あずささん(右)の作品
長野日報社は2日、ピーエムオフィスエー(諏訪市沖田町、山口晃社長)の協力で実施した「ぬり絵コンクール」の審査会を諏訪市高島の長野日報社本社で開いた。学年や年齢別など7部門に計428点の応募があり、最高位の大賞に山川はる菜さん(18)=諏訪市豊田=と、駒場あずささん(14)=駒ケ根市赤穂=の作品を選んだ。このほか、準大賞や部門ごとの最優秀賞、優秀賞など計73点の入賞作品が決まった。
コンクールは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、外出自粛が求められた年末年始を自宅で有意義に過ごしてもらおう―と実施した。ピーエムオフィスエーがデザインしたオリジナルのキャラクター4種類を紙面掲載し、色を塗ってもらった。
応募内訳は、保育園・幼稚園34点、小学校低学年69点、同高学年50点、中学校14点、一般70点、シニア(65歳以上)179点、ファミリーが12点。最年少は3歳、最高齢は102歳だった。
大賞を受賞した山川さんは「自信がなかったので大賞はうれしい。もともと諏訪姫のキャラクターが好きだったので、色鉛筆とペンを使って仕上げました」と受賞を喜び、駒場さんは「受賞の知らせを聞いてびっくりした。趣味のぬり絵で大賞がとれてよかった。受賞で諏訪姫たちのキャラクターにもっと愛着がわきました」と声を弾ませていた。
審査員は、山口社長と信州諏訪ガラスの里の岩波尚宏社長、長野日報社の佐久秀幸社長ら4人が務めた。子どもたちの力強いクレヨン作品や色鉛筆で淡い色調に彩られた作品、着物の柄を新たに付け加えた作品などがあり、審査員は「優劣をつけるのが難しい」と悩みながら作品を見比べていた。
山口社長は「力作ぞろいで選びにくかった。私たちが作ったキャラクターが皆さんに彩られてうれしかった」、岩波社長は「コロナ禍でも多くの人が作品を寄せてくれてうれしかった。レベルも上がっている」と話していた。
入賞作品は17、19日付の紙面で紹介する。20、21日には諏訪市文化センターホワイエで、3月27、28日には伊那市図書館で展示会を行う。
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