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釧路新聞社

そば店に珍客、オオコノハズク【釧路】

 

天狗の面に止まったオオコノハズクを見守る長寿庵の石川社長(17日午後7時20分ごろ)

釧路市内の「長寿庵」(桜ケ岡1、石川峰之社長)に体長25㌢ほどのオオコノハズクが1羽、迷い込んだ。釧路市動物園によると、釧路でオオコノハズクが目撃されるケースは非常に珍しいという。

 オオコノハズクはフクロウ目フクロウ科で、夜行性。釧路市立博物館の記録によれば、釧路で発見されたのは1970年以降3件で、最後は94年の冬と少なく、生息状況は不明だという。  17日午後5時30分ごろ、同店小上がりの入り口の梁に小さなオオコノハズクが止まっているのに客が気付き、「それまで誰も気付かず本当にびっくりした。前夜に換気口から入ったのかな」と石川社長。客も「良いものを見た。良いことあるぞ」と写真を撮り、うれしそうに帰ったという。

 店内に飾っている天(てん)狗(ぐ)面の鼻の上で眠たそうにする場面も。石川社長は「近づいても首を動かすだけでおとなしいのがいいね」とにっこり。店からの連絡で到着した釧路総合振興局の職員とも相談し、元気な様子だったため、その場で自然に帰すことに。店員らが見守る中、窓を開けると元気に飛び立っていった。

 同動物園で写真を確認したところ、目の虹彩がだいだい色である点などからオオコノハズクと特定された。同園ふれあい主幹ツル担当の松本文雄さんは「春採周辺や武佐の森などに生息している可能性はあるが、昼間は木の上でじっとしているので目撃されるのはまれ。普通は人のいる場所へ迷い込むことはないので非常に珍しい」と語った。        

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