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丸山大(鶴岡東出亜細亜大)新たな戦い JR東日本東北入り 社会人野球

 鶴岡東高出身で亜細亜大4年の丸山大選手(22)=鶴岡一中出、1メートル80、90キロ、左投げ左打ち=が今春、JR東日本東北(仙台市)入りする。高校時代に甲子園出場したチームの主砲は今度は都市対抗野球を具体的目標に、将来のプロ球界入りの夢に向かって歩んでいく。

 高校時代38本塁打と長距離砲で知られた丸山大が東北に戻って社会人野球に身を置くことになった。「都市対抗を実際狙えるチームに入れることになり、気持ちを引き締めている」と新たな戦いの場に思いをはせた。

 亜大は昨秋の東都大学リーグを優勝(26回目)。春季はコロナ禍のため中止になるなど変則的なシーズンとなったがチーム力の高さが表れた。ドラフトでは主戦の右腕・平内龍太投手が巨人1位指名され、内間拓馬投手は楽天4位。野手でも矢野雅哉内野手が広島に6位指名された。

 丸山大は昨春痛めていた右の手のひらを手術した。回復度合いを確かめながら最後の4年秋は指名打者と外野手を兼任しながらの出場だったが万全ではなかった。同僚たちとはプロと社会人に分かれるが、これからも切磋琢磨(せっさたくま)が続く。

 JR東日本東北は都市対抗出場25回。沢村賞投手で秋田出身の摂津正投手(38)=元ソフトバンク=や、野手では宮城出身でロッテ、巨人、楽天で活躍した小坂誠内野手(47)=現ロッテコーチ=らが出たことで知られ、東北の社会人チームとしては有名な存在。亜大出身の鈴木良二コーチ(42)らなじみの先輩も在籍し、集中して野球に励むことができそうだ。

 同選手の弟・蓮選手は一昨年夏の甲子園で兄同様、鶴岡東の主砲として習志野戦で1試合2本塁打を放つ活躍ぶりを見せ、昨春同じ東都の立正大に進んだ。「コロナの中で新人として大変な思いもしたみたいだが、残りの3年間を大事にしてほしい」とエールを送りながら、自らは春から仙台で完全燃焼を目指す。

 〇…丸山大選手を学童野球(峰栄スピリッツ)の時に指導した佐藤政志さん(50)も期待を寄せた。練習場所の朝暘六小グラウンドで軟球を置いて、ティーバッティングさせたところ、チームメートが苦労する中、1人だけ70メートル超えのプール直撃砲を連発させ「パワーは小学生の時から段違いだった」と懐かしむ。中日で活躍する石垣雅海選手は学童野球時代から石垣が酒田南に進み卒業するまで、同い年のいいライバル関係だった。「大学でもそうだったし、プロで頑張る者が身近にいる環境。刺激を受けて、素質を生かして、さらに才能を伸ばしてほしい」と話した。

東都で活躍した丸山大選手

東都リーグ戦で打席に立つ丸山大選手

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