園児ら、高台目指し避難【浜中】

保育士に手を引かれながら避難階段を目指す園児ら
霧多布保育所(根本敬子園長)は16日、巨大地震発生と大津波警報発表を想定した避難訓練を行い、避難経路や町役場との連携を確認した。
同保育所は年に2回、避難訓練を実施。今回は町役場庁舎が来月、高台の湯沸地区に移転することから、避難を支援する役場職員との連携体制を確認した。
同保育所はこれまで、同保育所に隣接する町教育委員会職員らに避難支援を要請していたが、新庁舎供用開始後は、教育委員会も同庁舎に移転。今後は避難所の霧多布温泉ゆうゆに続く階段下で職員と合流し避難する。
訓練は午前10時すぎ、大地震に伴う大津波警報発表を受け、園児52人と保育士ら9人が避難所を目指し一斉に移動。約600㍍先の階段に接する上皇寺前までの坂道を駆け上がり、迎えに来た町職員と合流した。根本園長が「避難はとにかく高いところに逃げる。最後まで走ることが大切」と呼び掛けると、園児は大きな声で「はい」と返事をしていた。
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