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クシティが収穫時期 市内登野城 豊見本さんの畑で青々と

 強い香りが特徴で特に与那国島で広く島民に愛されるクシティ(パクチー)。石垣市登野城の豊見本弘三さん(61)の畑ではクシティが青々と茂り、現在収穫の時期を迎えている。

 与那国出身の豊見本さんは高校卒業後、市内で40年以上クシティを栽培。長年家族や親戚など身内が食べる分を育ててきたが、ことしから知り合いのスーパーにも置くように。少量ずつ出荷しているがすぐに売り切れてしまうほど人気があるという。

 クシティはビタミンや鉄分、食物繊維などを豊富に含み栄養満点。整腸作用や抗酸化作用も期待できる。豊見本さんのおすすめはツナ、しょうゆとあえるだけのシンプルな食べ方。刺し身にまいても良し。苦手な人でもサラダに混ぜ、マヨネーズと合わせると香りが和らいで食べやすくなるという。

 毎年9月ごろに種をまき4月ごろまで収穫は続く。1カ月ほどで成長するため、同じ株で3、4回収穫できるという。適度な水が必要になるため、12月頭から続いていた長雨も「逆に上等」。「収穫する時期になるとやっぱり体がうずくね」と声を弾ませた。

 12日午前、豊見本さんの畑では旬のクシティをもらいに訪れる知人の姿が。豊見本さんは「石垣島でも徐々に広がってきているなと感じる。将来は拡大も考えないといけない」と笑顔を見せた。

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