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長野日報社

県道与地辰野線が開通 渋滞緩和に期待

延伸工事が完了した県道与地辰野線の開通をテープカットで祝う関係者

長野県が辰野町の北大出、羽場で進めてきた県道与地辰野線の延伸工事が完了し27日、供用開始となった。国道153号西側に並行する町道を生かして、両側歩道付き2車線道路を造成し、県道へ格上げ。中央道伊北インターチェンジ(IC)周辺の渋滞緩和や通学・通勤の安全確保といった効果が期待される。関係者が現地で開通式を行い、新たな生活道路の誕生を祝った。

道路は区間延長約1250メートル、幅員13~16メートルでうち車道約6・5メートル。伊那市方面からの通行だと、主要地方道伊那箕輪線(通称・春日街道)から接続して北上、終点を右折して国道羽場交差点へ至る。朝夕を中心に慢性的な渋滞が起きる、北沢工業団地や伊北IC周辺を介さずに通過できるため、交通分散化につながるという。2016年3月着工、町内外の7社が施工を担った。総事業費は約12億円。

地元向けの交通安全対策では、歩道のほかに近くの辰野南小学校の通学路交差点に歩車分離式の信号機を設置。歩道の端には小動物侵入防止の段差を付け、一帯に生息する絶滅危惧種ナゴヤダルマガエルなどの保護対策も施した。

現地で行政や住民、議会関係者ら約90人が出席して開通式を行い、テープカットで祝った。県の坂下伸弘・建設部参事兼道路建設課長は「伊那市から辰野町へ県道がつながり、渋滞解消に寄与できる。住民や業者の尽力に感謝したい」とあいさつ。武居保男町長は「物流や地域間交流が充実し、住民が安心安全に利用できるよう願う」と述べた。

式典に続き正午には道路が供用開始となり、早速、車両が往来した。

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