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釧路新聞社

釧路市長選、蝦名氏4選【釧路】

 

4選を果たし万歳する蝦名氏(右)と夏子夫人(18日午後10時40分ごろ、大町1の選対本部)

蝦名氏は昨年11月、正式に出馬を表明。3期12年で積み残した実績を次の任期で果たすと、市政継続に強い意欲を示していた。2019年の道議選で落選するも、1万票余りを獲得した鶴間氏は市政の変革を求め8月23日に立起を表明。市民団体明日の釧路をつくる会も、08年の市長選で1万票以上を獲得している松永氏を擁立したが、出馬表明が投票日のほぼ1カ月前の9月17日と出遅れていた。

 蝦名氏は前回と同様、政党の推薦を受けず「市民党」を掲げ、財政健全化などの実績をアピール。経済活性化による雇用創出で人口減少を食い止めると主張。鉄道高架を含めた中心市街地振興、高校卒業までの入院費無料化など実現可能な手堅い公約を掲げた。国会議員や道議、市議の後援会をはじめ、多くの企業・団体から幅広い支援を受け、3万票に迫る得票で4回連続当選を果たした。

 鶴間氏は「変える、みんなで、釧路の未来」を合言葉に、2030年の人口20万人を目指すとし、出産一時金の増額や移住者助成金の支給、4年で10社のIT企業誘致など人口増の重要性を強調。合併後の釧路市議を4期務めた経験や知名度を生かし、インターネット交流サイト(SNS)も駆使してアピール。19年の道議選の2倍以上となる2万3000票余りを獲得し健闘したが及ばなかった。

 松永氏は「市民の声を大切にする市政」を訴え、出産祝い金の創設、国保料や介護保険料の軽減など子育て・福祉施策の重要性をアピール。食品加工センター新設による食品製造基地化なども主張した。釧路市議通算7期の実績を強調、蝦名氏への批判票も取り込んだが、立起の遅れもあって伸びを欠いた。  投票率は、期日前投票が前回を大きく上回る過去最高の1万5668票に上ったが、近年の傾向通り当日の投票者数が伸びず、前回を6・63?上回るにとどまった。

 当日有権者数は14万3235人(男性6万6607人、女性7万6628人)だった。

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