【与那国】児童生徒の表現力を養い国語教育に役立てることを目的とする第45回与那国町童話・お話・意見発表大会（与那国町ＰＴＡ連合会主催）が９月29日、与那国小学校体育館で行われ小、中各学校の代表が弁を競った。

　その結果、小学校の低学年の部最優秀賞は「父さんの作ったたこは世界一」の童話を発表した真謝海里君（与那国小３年）、高学年の部最優秀賞は「見えないゴミと私たち」のお話を披露した宜保百香さん（久部良小６年）が選ばれた。

　中学校意見発表の部では、「大きな存在」の演題で発表した池田真鈴さん（与那国中３年）が最優秀賞。「十五の旅立ち」を前に、いつも支えてくれる家族や地域の人たちの存在が当たり前でないことに気づき、自立したいと自覚したことを述べた。

　最優秀に選ばれた児童・生徒は11月15日、石垣市内で開催予定の八重山地区大会に出場する。

　審査委員は、児童の発声や身ぶりなどをたたえた。意見発表については発表中に原稿をなぞるなど練習不足もみられた。