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長野日報社

青年力士「胸たたき」 諏訪大社上社十五夜祭奉納相撲

相撲踊りで「胸たたき」を披露する青年力士たち

 県無形民俗文化財の諏訪大社上社十五夜祭奉納相撲は15日、本宮(諏訪市)の斎庭で行われた。化粧まわしを着けた青年力士11人が輪になり、古式ゆかしい相撲踊りを奉納。厳かな雰囲気の中、相撲甚句を歌いながら力士の所作を行い、全国で唯一継承されているとされる「胸たたき」(関西甚句)を披露した。

 「胸たたき」は相撲の基本である守りと攻めを表現している。境内に響き渡る相撲甚句が終盤を迎える頃、力士たちが輪の内側に大きく踏み出し、両手で自らの胸が赤らむほど強くたたき、体を打つ音を響かせた。十五夜祭奉納相撲神宮寺保存会や力士の家族、諏訪大社大総代が見守る中、無事に務めを果たした。

 十五夜相撲は神宮寺の若者たちが辻で相撲を取っていたのが始まりとされ、確かな記録は江戸時代の1817(文化14)年までさかのぼる。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、例年行っている相撲大会は中止したが、奉納相撲の神事は行った。20~40歳の青年力士をまとめてきた大関の笠原稔之さん(38)は「区、先輩、家族、たくさんの支えのおかげで無事に奉納できた」と振り返った。五味寛雄会長(52)は「力士たちは制限がある中でよく練習に励んでくれた。感動を覚えた」と喜んだ。

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