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荘内日報社

純米大吟醸酒飲んでアマビエグラスもらおう

 鶴岡市内の酒蔵とガラス工房がタイアップし、新型コロナウイルスの影響で在庫がはけていない純米大吟醸酒を買うと、疫病退散の御利益があるといわれる「アマビエ」をデザインしたオリジナルの冷酒グラスをもらえるという特別キャンペーンを展開している。

 鶴岡市内の酒蔵とガラス工房がタイアップし、新型コロナウイルスの影響で在庫がはけていない純米大吟醸酒を買うと、疫病退散の御利益があるといわれる「アマビエ」をデザインしたオリジナルの冷酒グラスをもらえるという特別キャンペーンを展開している。

 タイアップしたのは、「白露垂珠」の竹の露酒造場(鶴岡市羽黒町猪俣新田、相沢政男代表)と、同市小淀川の「7‐Colors(セブンカラーズ)鶴岡ガラスアート工房」。先月28日から、竹の露の「白露垂珠 純米大吟醸 La SPLENDIDA(ラ・スプレンディダ) 出羽きらり44」(720ミリリットル入り、希望小売価格税別1900円)を1本、または竹の露の製品5000円以上を購入した人に、アマビエの冷酒グラスを1個プレゼントしている。

 竹の露は地元・羽黒産の米と、蔵内の地下300メートルからくみ上げる深層水にこだわって酒造りを行っている。今回の酒は本県で育種された酒米「出羽きらり」を、精米歩合44%に研ぎ澄ました直ぐみ中取り生原酒。今春に先行販売したスプレンディダシリーズ第1弾「雪女神50」はすぐに完売となったが、第2弾の「出羽きらり44」は新型コロナによる消費減退の影響をもろに受け、在庫がほとんど残ったままになっていた。

 一方、セブンカラーズは、阿蘓淳一さん(48)が経営する工房で、ガラスに絵や名前などを彫刻している。例年なら春の入学や進学、歓送迎会用にガラス製品や酒瓶への名入れの注文などが殺到するが、今年は新型コロナの影響で「その種の注文はほとんど皆無」(阿蘓さん)。竹の露の関係者からタイアップの打診があり、オリジナルの冷酒グラスを製作した。

 阿蘓さんは「本来ならすぐ完売するような酒が売れていないと聞き、あらためて新型コロナの影響の大きさを痛感。お互いに助け合い、苦境を乗り越えていけたら」と話した。既に200件近い注文があり、評判は上々という。グラスは限定品で、在庫がなくなり次第終了となる。

 酒とグラスを同時に入手したい場合は、竹の露、またはセブンカラーズに事前連絡して取りに行く。セブンカラーズのオンラインショップでも買える。小売酒販店で酒を買い、レシートを持って竹の露、またはセブンカラーズでグラスをもらう方法もある。セブンカラーズでは、冷酒グラスだけでも1個900円で販売するほか、他のガラス製品を含め名入れ(料金別途)も行う。問い合わせは竹の露=電0235(62)2209、セブンカラーズ=同(26)0020=へ。

「ラ・スプレンディダ 出羽きらり44」とオリジナル冷酒グラスを持つ阿蘓さん

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