全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

苫小牧中心部の 活性化に 2イベント開催 苫小牧駅前で 6日 音楽ライブや軽食販売

苫小牧の中心市街地活性化を目的に毎年開かれている「とまこまい★まちなかイベントひろば」(実行委員会など主催)と「モザイクマーケット」(事務局など主催)が6日午前10時から、JR苫小牧駅南口側で同時開催される。いずれも市の「まちなか再生総合プロジェクト(CAP)」の補助事業を活用した官民連携の取り組み。相乗効果を高める狙いから、駅南口の広場や旧苫小牧駅前バスターミナルに会場を集約。新型コロナウイルスの感染防止策を徹底し、音楽ライブといったパフォーマンスや軽食・食材販売などを行う予定だ。

「音響設備も整え、音楽好きの人も楽しめる」とPRするまちなかイベントひろば実行委員のメンバー

 今年で4回目となる「とまこまい★まちなかイベントひろば」は、市道駅前本通から会場を移し、駅と旧エガオの間の東西80メートル(Streetエリア)と駅前広場(Stageエリア)で開催。ステージでの音楽ライブをはじめ、DJやダンス、スケートボードのパフォーマンスを披露する。道道は歩行者天国にし、路上で楽しめる子ども縁日やアート体験などを行う。

 コロナ対策としてステージと客席の間に2メートルの間隔を設け、出演者同士もソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保。会場内では来場者に対しスタッフがマスク着用やアルコール消毒を呼び掛ける。

 実行委はミュージシャンやDJなど多彩で、2017年度から市も補助金を出すなど官民連携で中心市街地の活性化に取り組む。メンバーの堀内直人さん(40)は「道内でも屈指のアーティストが見られる日」と強調。感染症対策で運営負担が増えるものの「コロナ禍でも地元やアーティストが手をつないでやることに意味がある。子どもたちにも夏の思い出になるとうれしい」と来場を呼び掛ける。

 また、旧苫小牧駅前バスターミナルで開かれる市内や近郊の物産販売イベント「MOSAIC MARKET(モザイクマーケット)」は13店舗が出店。新鮮な野菜や飲食物、雑貨などが並ぶほか、ドラムサークルのパーカッションアンサンブルが行われる。

 会場は例年通りで、市内や近郊からさまざまなブースが出店。焼き鳥やおにぎり、焼き菓子、クレープなどの軽食をはじめ、地元産の野菜や手作りアクセサリーなどを販売。まちなかイベントひろばと同時に開催することで、来場者の利便性が高まることから相乗効果が期待される。

 同バスターミナルは施設老朽化で15年10月に閉鎖。このイベントは「近くにあるいいもの発見しよう」をコンセプトに、跡地活用や市街地の活性化に向けて3年前から実施している。

 事務局の荒井智子さん(41)は「楽しめるのはもちろんだが、市民が中心市街地に足を運ぶことでまちなかの在り方を考えるきっかけにもなれば」と話している。

 モザイクマーケットは午後2時、とまこまい★まちなかイベントひろばは午後3時終了。いずれも小雨決行。

関連記事

芽室に新たな観光コンテンツを 食や農業のモニターツアー実施

 芽室町の新たな観光コンテンツの構築を目指したモニターツアーが24日、芽室町坂の上の「とかち芽室の百笑farm(ファーム)」で開かれた。町内で農業、飲食、観光業に携わる有志らを中心に企画。知り合い...

荘内日報社

酒田港 基地港湾に指定

 遊佐町沖、酒田市沖で進む洋上風力発電の事業化に向けて国土交通省は26日、酒田市の酒田港を港湾法に基づく「海洋再生可能エネルギー発電等拠点港湾(基地港湾)」に指定し、酒田港港湾管理者の吉村美栄子県知...

宇部日報社

地元の歴史や名所歌う「今昔かるた」 埴生小・中の図書館ボランティアが制作..

 「埴生祇園 1100年の古(いにしえ)より」。山陽小野田市埴生地区の歴史や文化、名所を歌った「埴生今昔かるた」が、埴生小・中(東原秀一校長、265人)の玄関奥の大階段に飾られ、児童や生徒たち...

「元気で大きくなって」 ウミガメ放流、児童ら見守る 奄美海洋展示館

 鹿児島県奄美市名瀬の奄美海洋展示館は25日、飼育していた6歳のアオウミガメを放流した。2017年夏に大浜海浜公園でふ化後、陸で衰弱していたところを保護された個体。遠足で同館を訪れていた奄美小学...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク