白と黒のオリジナルＴシャツなどを販売した「ウエルカムライダー開陽台」（１６日）

　なかしべつ観光協会（松實秀樹会長）は語呂合わせで「バイク（８１９）の日」の１９日、開陽台でライダー向けイベント「ウエルカムライダー開陽台」を行う。ライダーの聖地である開陽台に再び活気を呼び込もうと「モーターサイクルツーリズム」を推進する一環として企画。オリジナルデザインのＴシャツ（２７５０円）や「シレトコドーナツ」（３５０円）など記念グッズを限定販売する。

　直近の日曜日の１６日に先行して開き、好天に恵まれた中で多くのライダーが訪れた。正午すぎには約３０台ほどのバイクが駐車場に並び、ライダーたちは無料配布されたなかしべつ牛乳を味わいながら絶景を満喫していた。

　１１日から７日間道内を周遊している静岡県浜松市の会社員高岡和彦さん（３８）は「帰りのフェリーで着たい」と記念にＴシャツを購入。「（来道）３回目で初めて晴れたのでうれしくてもう１時間ぐらいいます。（気温が連日４０度を超えている地元に）帰りたくないです」と話していた。松實会長は「かつてのように多くのライダーに来て楽しんでもらえるイベントを今後も企画していきたい」と話している。

　１９日は午前１１時から午後１時半ごろまでイベントを行い、同２時から町や警察と事故防止啓発を行う。問い合わせは観光協会０１５３（７７）９７３３へ。