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紀伊民報社

短い夏休み始まる

新型コロナウイルス感染症対策のため運動場で開かれた終業式で、永立州利校長の話を聞く児童(31日、田辺市の稲成小学校で)

 和歌山県田辺市内の小学校で31日、1学期の終業式があった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて春先に臨時休校となったため、例年よりも夏休みを短縮。この日1学期を終えたのは1~5年生のみで、6年生は8月8日から夏休みがスタートする。

 稲成小学校(児童175人)は「3密」(密閉、密集、密接)を避けるため、通常は体育館で開く終業式を運動場で実施した。セミの鳴き声が響く夏空の下、1~5年生(計137人)がマスクと帽子を着け、間隔を空けて整列。校歌は歌わず、演奏を流した。
 永立州利校長は、分散登校など異例のスタートを切った1学期を振り返りながら「いつもの年とはずいぶん変わりましたが、よく辛抱して頑張りました」と児童をねぎらった。
 その上で「いつもより短い夏休みですが、勉強や運動もしっかりしてください。新型コロナウイルスはまだまだ収まっていないので、手洗い、うがいをきちんとして、規則正しい生活をしてください」と呼び掛けた。
 式は10分程度で終わり、児童は各教室で連絡簿を受け取った。
 市内の小中学校は、6月1日に再開した。夏休みは例年なら7月21日~8月31日の42日間だが、臨時休校で不足した授業時間を補うため、小学校は8月1~23日の23日間(6年生は8月8~23日の16日間)、中学校は県立校と同じ8月8~16日の9日間に短縮した。
 白浜、上富田、すさみの3町の小中学校は、8月8日から夏休みに入る。

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