全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

幻想的に輝く氷像群「ブルーウェーブ」初登場 支笏湖氷濤まつり開幕

色とりどりにライトアップされた会場=25日午後5時ごろ、本社ドローンで関係各省の許可を得て撮影

 2018千歳・支笏湖氷濤まつり(支笏湖まつり実行委主催)が26日、千歳市支笏湖温泉の第5駐車場を会場に開幕した。40回目の節目を迎えた会場には大小の氷像30基が立ち並ぶ。日中は陽光を浴びて淡い青の輝きが美しい「支笏湖ブルー」の風情を見せ、夜間は照明にライトアップされた幻想的なムードで入場者を魅了する。厳冬の湖畔を彩る氷の祭典が始まった。2月18日まで開催。

 氷像群は、10年連続で水質日本一の栄誉を受けた湖水を噴霧して制作した。場内を一望できる展望台の「ブルーシャトー」や「苔(こけ)の洞門」、「氷の水族館」などがそびえる。子供たちに人気の滑り台「アイススライダー」もお目見えした。

 新たな氷像は「支笏湖ブルーウェーブ」。トンネルのようになった荒波の内部にできる「チューブ」をイメージし、自然の力強さを再現。昨年も好評だった「支笏湖ブルーの池」は今年、棚田のようになった複数の池が印象的なトルコの世界遺産「パムッカレ」をイメージしたデザインとなった。

 会場には休憩所や温かい食べ物と飲み物を購入できる売店も開店。期間中は土日祝日を中心にステージイベントも予定する。

 準備に当たって、実行委会場制作管理部のメンバー13人が昨年11月中旬から氷像の骨組みを始め、12月下旬から散水作業を展開した。

 年末までに強風で骨組みが倒壊したほか、年明け後も暖気と雨で氷が解けて制作が遅延。開幕前日となった25日夜も整地と照明の取り付け作業を急いだ。同部の小林典幸部長は「ここ三十数年間で、こんなに苦労して作業した年はなかった」と振り返り、「開幕直前まで水を掛けたのできれいな氷ができた。光の通りが良く、会場全体が明るく見える」と美しさに太鼓判を押す。

 2月21~25日には開始40周年を記念し、「青の祭」も開催。白を基調とした照明で氷像を内側から照らし、支笏湖ブルーの世界を演出する。週末は花火も打ち上げる。  開場時間は午前9時から午後10時。ライトアップは午後4時半~同10時。問い合わせは支笏湖まつり実行委員会 電話0123(23)8288。

 ◇27日の行事予定

 ▽午前11時、オープニングセレモニー▽同30分、千歳和太鼓オンステージ▽午後0時30分、じゃがポックルプレゼント▽同2時、フラワープレゼント▽同4時、メカタ選手権・切って削ってピッタンコゲーム▽同6時、キューバダンスショー▽同30分、冬の支笏湖・花火の世界

関連記事

芽室に新たな観光コンテンツを 食や農業のモニターツアー実施

 芽室町の新たな観光コンテンツの構築を目指したモニターツアーが24日、芽室町坂の上の「とかち芽室の百笑farm(ファーム)」で開かれた。町内で農業、飲食、観光業に携わる有志らを中心に企画。知り合い...

荘内日報社

酒田港 基地港湾に指定

 遊佐町沖、酒田市沖で進む洋上風力発電の事業化に向けて国土交通省は26日、酒田市の酒田港を港湾法に基づく「海洋再生可能エネルギー発電等拠点港湾(基地港湾)」に指定し、酒田港港湾管理者の吉村美栄子県知...

宇部日報社

地元の歴史や名所歌う「今昔かるた」 埴生小・中の図書館ボランティアが制作..

 「埴生祇園 1100年の古(いにしえ)より」。山陽小野田市埴生地区の歴史や文化、名所を歌った「埴生今昔かるた」が、埴生小・中(東原秀一校長、265人)の玄関奥の大階段に飾られ、児童や生徒たち...

「元気で大きくなって」 ウミガメ放流、児童ら見守る 奄美海洋展示館

 鹿児島県奄美市名瀬の奄美海洋展示館は25日、飼育していた6歳のアオウミガメを放流した。2017年夏に大浜海浜公園でふ化後、陸で衰弱していたところを保護された個体。遠足で同館を訪れていた奄美小学...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク