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紀伊民報社

7月23日海開き「経済回復のきっかけに」 白良浜

海水浴客でにぎわう2019年8月の白良浜海水浴場(和歌山県白浜町で)

 新型コロナウイルスの影響で海開きを見送る海水浴場が相次ぐ中、和歌山県白浜町は19日、7月23日の「海の日」に白良浜海水浴場を開設(海開き)すると発表した。期間は8月31日までの40日間。白浜温泉街の観光客が減り、町の経済が疲弊していることから復活のきっかけにしたいと関係団体と協議して決めた。

 町は海開きに当たり、関係団体と協議して海水浴場の開設に向けた感染拡大防止のガイドラインを策定。更衣室は設置せず、自家用車や宿泊施設での着替えを勧めることなどを盛り込んだ。町内の観光関連施設には国が示すガイドラインも同時に守ってもらい、町全体で感染症対策に努めていることを発信するという。
 新型コロナの感染拡大で飲食店やホテルなど観光関連施設が休業を余儀なくされ、観光客が大幅に減って町の経済は大きな打撃を受けている。白浜観光協会が主催する花火大会や「埋蔵金探し」など集客が期待される夏のイベントは相次いで中止になり、延期になっていた白良浜の海開きに注目が集まっていた。
 この間、田辺市やすさみ町など周辺市町は海水浴場の開設中止を発表。全国的にも海水浴場の開設中止が増える中、白良浜については、経済3団体と呼ばれる町商工会、白浜観光協会、白浜温泉旅館協同組合から「このままでは町の経済が立ちゆかない」と、海開きに向けて強い要望があった。
 白良浜には昨季、多い日で2万人弱の海水浴客が訪れた。町を訪れる観光客は7、8月で例年70万人ほど。「オール白浜」でできる限りの安全対策を講じて夏の観光客を迎え、経済回復を図るという。

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