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新城の鮎滝で「笠網漁」始まる

 新城市出沢の寒狭川にある鮎滝で市指定の無形文化財「笠網漁」が始まった。7日、豊漁と漁の安全を祈る鮎滝保存会(海野久栄会長)の「鮎滝祭り」が開かれ、伝統の漁法が披露された。  鮎滝は、アユが滝に向かって高く飛ぶ様子から名付けられた。滝幅2㍍、高さ4㍍ある。  笠網漁は江戸時代から地区に伝わる珍しい漁法で、飛ぶアユを竿(さお)の先につけた笠のような網ですくって捕まえる。竿は長さが約5㍍あり、片手で持ってもバランスが取れるようになっている。  保存会の林道敏さん(72)が、ごうごうと水音が響く中、滝に竿を伸ばすと、アユが網の中に入っていった。この日は午後だけで200匹以上がとれた。林さんは12㌢サイズのアユを見せてくれた。

 今年は天候も良く、漁が始まった1日は約50匹だったが、その後に数が伸び、5日からは約1000匹が揚がっている。小ぶりのアユは、空揚げやフライにすると美味だという。

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