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宇部日報社

パンプローナ市と姉妹都市提携40周年で、公立小・中学校の給食にスペイン料理

エフラインさんとの会話を楽しみながら給食を食べる児童(大殿小で)

 山口市とスペイン・ナバラ州パンプローナ市が姉妹都市提携を結んで40周年を迎えた19日、市内の公立小・中学校の各給食でパエリアやスパニッシュオムレツなどのスペイン料理が振る舞われた。     大殿小では6年生約90人が、市国際交流員で同国ビルバオ市出身のエフライン・ビジャモールさん(33)から、姉妹都市交流の歴史や東京五輪・パラリンピックで同国のホストタウンに登録されている市の取り組みなどの紹介を受けた。    給食には家庭料理の定番、スパニッシュオムレツが登場し、児童はエフラインさんとの会話を楽しみながら同国の食文化を体験した。    両市のつながりは、室町時代に山口地方を治めていた守護大名の大内義隆が、市を訪れた宣教師のフランシスコ・サビエルにキリスト教の布教を許したことが始まり。その縁を契機に、市はサビエルの生誕地のパンプローナ市と1980年に姉妹都市提携を結んでいる。  

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