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3年連続「最高ランク」 苫小牧・幌内川上流の水質

水質最高ランクのお墨付きを得た幌内川上流=苫小牧市高丘

 環境省がまとめた2018年度の公共用水域の水質測定結果で、苫小牧市内を流れる幌内川の上流が3年連続で最高ランクの水質と評価された。水質汚濁の代表的な指標であるBOD(生物化学的酸素要求量)の年平均値が1リットル当たり0・5ミリグラム以下で、最も良好な水質基準を満たした。

 国や地方自治体から集めた測定データを取りまとめた環境省水・大気環境局水環境課によると、18年度は全国の河川2564水域、湖沼188カ所を調べた。

 BODは、河川に生息する微生物が水の汚れの原因となる有機物を分解する際に消費した酸素量。数値が高いほど微生物の死骸(しがい)などにより、水の汚濁が進んでいることを示す。0・5ミリグラム以下の河川としては、近郊では白老川上流、沙流川上流、千歳川上流も選ばれた。

 幌内川、沙流川上流、千歳川上流はpH(水素イオン濃度)、DO(水中の酸素含有量)、SS(水中の粒子状物質含有量)についても基準値を満たした。

 同課の担当者は、各種基準を満たした幌内川の水質について「きれいだと言える」と述べた。

 幌内川などから取水する市高丘浄水場の担当者は「3年連続できれいな水であると評価され、うれしい。安心、安全なおいしい水を提供できていることを施設見学者などにPRしていきたい」と話す。

 幌内川の源流部を含む流域周辺を管理する北海道大学苫小牧研究林の揚妻直樹林長(56)も「森林の管理者として、清流が維持されていることは喜ばしい。今後も保全に努めながら研究や教育活動を続けていきたい」と語った。

 湖沼部門では、水質の指標となるCOD(化学的酸素要求量)の年平均値で支笏湖が1リットル当たり0・6ミリグラムと、田沢湖(秋田県)の0・5ミリグラムに次ぐ2位だった。

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