梅満開の道駆け抜ける UMEマラソン
満開の梅が沿道に並ぶコースを走るランナー(25日、田辺市芳養町で)
第4回「南紀田辺UMEロードマラソン」(実行委員会主催、紀伊民報など後援)が25日、和歌山県田辺市中芳養を発着点にあり、ハーフ、12キロ両部門に計536人が参加。ランナーは、沿道に満開の梅が並ぶコースを駆け抜けた。534人が完走した。 今大会では、出場申し込みが計612人と初めて600人を超えた。18~83歳のランナーが参加。両部門とも約5キロ地点から上り坂で、以降もアップダウンが続くコース。ランナーは、沿道からの地域住民らの声援に応えながら走った。 12キロの部を完走した田辺市中万呂、農業手伝いの男性(68)は「参加は3回目。梅の花がきれいで景色もいいし、沿道で地域の方が応援してくれたので、気持ち良く走れた。来年も参加したい」と笑顔で話した。 発着点となったJA紀南芳養谷支所では、地元の13団体が出店して飲食物を販売した。田辺生活研究グループ連絡協議会がシカ肉のシチューを振る舞い、参加者らを喜ばせた。表彰式の後に餅まきもあった。
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