
沿道の木々が紅葉する中、一斉にスタートを切るハーフマラソンの出場ランナー
道内の今シーズン最後の公認マラソン大会「2019フードバレーとかちマラソン」(実行委員会主催、十勝毎日新聞社など共催)が27日午前、帯広市内を舞台に開かれた。8回目となる今回は管内外から過去最多の5930人が出場した。ハーフ総合男子は1時間7分16秒で土橋晋也さん(28)=札幌市=が制し、管内トップは1時間12分15秒の板東翔太さん(31)=帯広市=。同女子は1時間20分38秒で沢田愛里さん(39)=札幌市=が優勝、管内トップは1時間21分50秒で2位の三橋理恵さん(40)=帯広市=だった。
前日の雨で路面はぬれていたが、ハーフスタート時刻の午前9時には青空が広がり、気温は11.7度だった。
ハーフは男女3487人が参加し、一斉に藤丸前をスタート。白樺通、帯広の森を走り、帯広駐屯地、緑ケ丘公園を経由する新コースを通って、ゴールの中央公園を目指した。午前9時10分に5キロ、同9時15分に中学生以上の2.5キロ、同9時25分に小学生の2.5キロ、同9時半に親子ファミリーと続いた。
700人以上がボランティアとして参加、沿道では18の企業・団体が「応援団」としてドリンクの提供やパフォーマンスでランナーをサポートした。大勢の市民が沿道に集まり、ランナーに声援を送った。
ハーフ総合女子優勝の沢田さんは2歳まで帯広で過ごした。「自分のベストに迫ることができて満足。紅葉がきれいで力になった」と話していた。
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