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長野日報社

ブッダガヤの子どもに音楽を 元教員の小林孝行さん

教え子たちから寄せられたリコーダーをインドに届ける準備をする小林さん

音楽の教育環境に恵まれていない外国の子どもたちに楽器を届け演奏の喜びを伝えたいと、長野県駒ケ根市の元教員で県中学校吹奏楽連盟理事長を務めた小林孝行さん(62)が、インドに向けて23日に出発する。現地に贈るのは、教え子たちが心を寄せて集めてくれたリコーダー約140本など。膨大な量の楽器に託された思いを伝え子どもたちを指導する予定で、「みんなで合奏する楽しさを味わってもらいたい」と心躍らせている。

教員時代の吹奏楽部指導者仲間だった菅井秀樹さん=長野市=が取り組む「世界こども音楽交流プロジェクト」の趣旨に賛同し、協力することに。目的地は、インド北東部に位置する仏教の聖地・ブッダガヤ(ボードガヤー)。階級差別が残る地で、最貧困層を取り巻く音楽教育環境は整っていない。子どもたちが高価な楽器を演奏する機会や歌を楽しむ習慣もないという。小林さんは、プロジェクト関係者とともに23日から約1週間、現地視察を兼ねて音楽の指導も行う予定だ。

出発を前に、かつての教え子たちから、使わなくなったリコーダーなどを募った。長年顧問を務めた伊那市東部中学校吹奏楽部のOB・OGたちから寄せられたのは、膨大な量の楽器。リコーダーは、ソプラノ、アルト合わせて約140本。鍵盤ハーモニカや持ち運びができる電子ピアノなども。「思いもよらない数が集まり驚いた。インドの子どもたちへの思いを行動に移してくれた卒業生たちに感謝し切り」と小林さん。「インドで指導した子どもたちを日本に呼び、音楽交流できたら良いですね」と夢を膨らませている。プロジェクトに関する問い合わせは同推進委員会(メール1219kinsugai@gmail.com)へ。

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