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紀伊民報社

監視カメラ設置で不法投棄防止

県内各地に設置されている不法投棄監視カメラ(串本町内で)

 不法投棄を防ごうと、串本町は県と連携して町内に監視カメラを設置している。1カ月ごとに重点監視エリアを設け、監視カメラを移動して巡回パトロールもしている。

 同町を管轄する県新宮保健所串本支所によると、山の斜面など同じ場所に何度も一般ごみが捨てられているなど、町住民課からの情報を基にカメラ数台を移動させて監視している。これまでのところ、不法投棄する様子がカメラに写っていたことはないが「確実に抑止力になっている」と話している。
 県環境政策部廃棄物指導室は、和歌山市を除く県内29市町村と連携し、2012年から各地に監視カメラを設置している。同室によると、県内全体では年間300件前後の不法投棄が確認されていて、18年度は約350件だった。監視カメラに抑止力はあるものの、他の場所に捨てられるなど「いたちごっこ」の面もあると言い「不法投棄は犯罪。見つけたら最寄りの市町村か保健所、警察に通報してほしい」と呼び掛けている。
 同室によると、新しい道路が建設され、通行量が減った旧道などに家電製品やタイヤなどが捨てられていることが多く、監視カメラで犯人を特定し、逮捕、検挙した例もあるという。遠い所から捨てに来るケースだけでなく、地元の住民が捨てるケースもある。犯人が特定できない場合、撤去などの責任は土地所有者にある。
 同室は「不法投棄がなくなることは、地域の安全、安心にもつながるので、見つけたら早く通報してほしい」と話している。

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