全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

災害伝承之碑に防災誓う 7月豪雨災害から13年

小田井沢川の「災害伝承之碑」を参拝する岡谷市の理事者

岡谷市に甚大な被害をもたらした2006年7月の豪雨災害から13年となる19日、同市の今井竜五市長らは土石流が発生した志平川(川岸)と小田井沢川(湊)にある「災害伝承之碑」を参拝し、防災への誓いを新たにした。同市銀座のレイクウォーク岡谷では非常食を試食する催しも行い、災害への備えを呼び掛けた。

06年の豪雨災害では湊、川岸地区で土石流により8人が犠牲となった。市は災害発生日を「岡谷市防災の日」(7月19日)と定め、災害の教訓と記憶を後世に伝えるとともに、市民の防災意識高揚を図る取り組みを実施している。

この日は市の理事者や危機管理担当の職員ら9人が参加し、災害後に整備が進められたえん堤を視察。両地区の「災害伝承之碑」を参拝し、犠牲者の冥福を祈った。今井市長は「災害の記憶を風化させてはいけない。大きな犠牲の上に得た知識や教訓を生かしながら、後世に伝えていきたい」と話していた。

レイクウォーク岡谷では、各家庭が備蓄する非常食を更新する「非常食を食べる日」の啓発としてアルファ米の試食コーナーを開設。06年豪雨災害のパネルも展示し、防災・減災意識の高揚を図った。20日は市民を対象とした危険渓流の見学会を予定している。

関連記事

芽室に新たな観光コンテンツを 食や農業のモニターツアー実施

 芽室町の新たな観光コンテンツの構築を目指したモニターツアーが24日、芽室町坂の上の「とかち芽室の百笑farm(ファーム)」で開かれた。町内で農業、飲食、観光業に携わる有志らを中心に企画。知り合い...

荘内日報社

酒田港 基地港湾に指定

 遊佐町沖、酒田市沖で進む洋上風力発電の事業化に向けて国土交通省は26日、酒田市の酒田港を港湾法に基づく「海洋再生可能エネルギー発電等拠点港湾(基地港湾)」に指定し、酒田港港湾管理者の吉村美栄子県知...

宇部日報社

地元の歴史や名所歌う「今昔かるた」 埴生小・中の図書館ボランティアが制作..

 「埴生祇園 1100年の古(いにしえ)より」。山陽小野田市埴生地区の歴史や文化、名所を歌った「埴生今昔かるた」が、埴生小・中(東原秀一校長、265人)の玄関奥の大階段に飾られ、児童や生徒たち...

「元気で大きくなって」 ウミガメ放流、児童ら見守る 奄美海洋展示館

 鹿児島県奄美市名瀬の奄美海洋展示館は25日、飼育していた6歳のアオウミガメを放流した。2017年夏に大浜海浜公園でふ化後、陸で衰弱していたところを保護された個体。遠足で同館を訪れていた奄美小学...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク