はいむるぶしスタッフで構成する「むるぶしエイサー隊」も花を添えた、つちだきくおさんの20周年記念コンサート＝22日、千代田区の内幸町ホール（提供写真）

　【東京】小浜島在住のシンガー・ソングライターつちだきくおさんの20周年記念コンサートが22日、千代田区の内幸町ホールで昼夜２回公演され、超満員となった会場でこれまでの代表曲などを披露した。

　コンサートでは㈱はいむるぶし、㈲請福酒造のほか地元企業、つちださんが務める観光大使の竹富町観光協会などの協賛によるグッズ提供の抽選会でにぎわったほか、はいむるぶしのスタッフで構成する「むるぶしエイサー隊」も共演し、ステージに花を添え、来場した八重山ファンも大喜びだった。

　島の風たっぷりのトークを交えて歌の数々を披露する中、その世界観が何年たっても都会の喧騒（けんそう）に悩む多くの人々の心を癒やしたようで、涙ぐむ観客もいた。

　つちださんは「ここまで続けられたのも小浜島というバックボーンがあっての事。ばあちゃん合唱団のKBG84も含めて、島の魅力をこれからも全国に発信していきたい」と話し、感謝した。

　さらに、自身が主催する東京での八重山のミュージシャンの祭典「八重山大ぶがりのぅしライブ」が今年11月に17年目を迎えることから、イベントへの来場も呼び掛けた。