ラグビー合宿相次ぐ
練習に汗を流すラグビー高校日本代表候補の選手(22日、上富田町朝来で)
和歌山県上富田町朝来の上富田スポーツセンターで21日から、ラグビー高校日本代表候補の合宿が始まった。23日まで。近年、同町のスポーツセンターは施設環境の良さからラグビーの日本代表やトップリーグのチームなどの利用が相次いでいる。
高校日本代表候補の合宿は通算3回目。全国トップレベルの高校生44人とスタッフ14人が参加している。来年3月に開かれるウェールズのU19代表メンバーとの試合に向け、体とプレーの土台をつくることが狙い。
選手は22日には、上富田スポーツサロンでトレーニングをしたり、走力やタックルを鍛えるための基礎的な練習をしたりした。トップリーグや全国の高校などから集まったコーチが指導に当たっており、地元の熊野高校ラグビー部監督の瀬越正敬さん(44)もコーチの一員として参加。同校ラグビー部員も練習をサポートしている。
県ラグビー協会の副理事長も務める瀬越さんは、積極的に上富田町にラグビー合宿を誘致している。約8年前に高校日本代表の合宿を誘致したのをきっかけに、同センターの施設内容や町内の宿泊施設、周辺の観光資源などをPRし、7人制の男女や15人制の男女の日本代表、トップリーグなど多くの合宿を誘致してきた。昨年4月には、もう一人の仕掛け人である町職員の瀧本拓哉さん(32)と町ラグビー協会を立ち上げた。
瀬越さんは「地元のラグビー競技、ひいてはスポーツ全体を盛り上げるため、これからも誘致活動に力を入れていきたい」と話している。
9月には日本で開かれるラグビーワールドカップに出場する、ナミビア代表も大会前の調整に訪れる。
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