石垣自然保護官事務所 ナマコの生態学ぶ なまこカフェに親子連れ

ナマコの役割を知り、実際に触れ海の生物について学んだ「なまこカフェ」=20日午後、国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター
サンゴ礁などで身近に生息するナマコを知ってもらい海の生き物全般に興味を持ってもらおうと「なまこカフェ〜これであなたもナマコのトリコ〜」(石垣自然保護官事務所主催)が20日、国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターで開かれ、約40人の市民がナマコの生態や資源としての活用について理解を深めた。
西海区水産研究所亜熱帯研究センター研究員の谷田巌氏が講師を務め、ナマコの体の仕組みや産卵から着底までのナマコの生活史、生態系での役割、生体を使った解剖などを行い、ナマコの不思議に迫ったほか、水産資源としての利用などを説明した。
水槽には八重山近海に生息するナマコ十数種類が展示され、訪れた親子連れが職員に質問したり、初めて触るナマコに歓声を上げたりしていた。
新盛基史さんは初めて試食したナマコに「思ったより癖がなくおいしかった。スーパーで売っていたら買いたい」と話し、息子の思人君(5)は「柔らかくておいしかった」と満足げだった。
初めてナマコを触ったという岩下芽生さん(八島小4年)は「ぷにぷにして触り心地がよかった。思ったより大きかった」と楽しげだった。
関連記事
中学生が園児や児童を誘導 小浜小中など合同で避難訓練
【小浜】小浜小中学校で16日、同校と小浜保育所、支援センター職員、小浜消防団、小浜駐在所が合同で津波避難と保護者引き渡しの訓練を行った。 八重山諸島近海を震源とするマグニチュード8(最大震度...
古谷が初出場V/第39回全日本トライアスロン宮古島大会/女子は平柳、初戴冠
第39回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市など)は20日、池間島を含む宮古全域を舞台に、161㌔のコースで行われた。古谷純平(33、東京都)が6時間3分57秒で初出場初優勝を果たし、寺澤光介...
「強人」称号手中へ トライアスロン宮古島大会 1491人がエントリー 今..
第39回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市など)は20日午前7時に下地与那覇の前浜ビーチを出発、市陸上競技場をゴールとする161㌔で行われる。47都道府県と15の国と地域から計1491人のト...
船浮音祭りを堪能 人口46人「陸の孤島」に700人
祭りは晴れ空のもと正午に幕開け。トップバッターを飾った池田卓さんはピアニスト・野崎洋一さん、ギタリスト・金川哲也さんらの演奏で「ちばりよー」や「島の人よ」、「教えてくれよ」、「おばあちゃんの...