全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

紀伊民報社

イタドリ収穫始まる 県林業試験場

イタドリの長さや茎径を測って収穫する職員(上富田町生馬で)

 和歌山県上富田町の県林業試験場で、春の山菜イタドリの収穫が始まった。試験場では今回の収穫結果を基に、栽培に向いている優良系統株を選ぶ予定。候補は17株あり、皮のむきやすさや収量の多さ、茎の太さ、若芽発生の遅速などから決める。

 試験場では2014年に県内9地域から候補株を選んだ。挿し木苗ができた17系統について翌年から場内で同じ条件下で育成している。最終選抜した優良系統株は、組織培養で大量増殖する。20年度中を目標に、栽培希望者への供給を目指している。
 栽培試験では、野菜や他の山菜と違い、手間をかけないでも育ち、植えて2年目の春に収穫できることが分かった。ただ、一度イタドリ畑にすると、元の畑や水田に戻すことは困難なため、そのことを十分考慮して植栽場所を選ぶ必要がある。
 今後、何年でピークを迎えるかなど収穫量の推移を調べ、更新方法などについても研究していく。
 試験場は「イタドリの需要は多い。新たな作物として栽培に興味のある人は相談してほしい」話している。

関連記事

荘内日報社

お山王はんお鉾様宮入り 鶴岡・山王日枝神社春の例大祭 38年間境内清掃奉仕佐..

 「お山王はん」と親しまれている鶴岡市山王町の山王日枝神社(武田紘宮司)で18日、春の例大祭が行われ、古式にのっとった儀式や「お鉾(ほこ)様」の宮入りが執り行われた。  同神社の例大祭は、戦国...

太って帰るぞ 乳牛1000頭 受け入れ開始 帯広・八千代牧場

 帯広市の八千代公共育成牧場で19日午前、乳牛の一斉放牧が始まった。今回受け入れた乳牛を加えた約1000頭が、10月下旬まで約500ヘクタールの広々とした放牧地で過ごす。  市が運営する同牧...

宇部日報社

「ザビエルは商社マンでもあった」 直木賞作家、安部さん歴史講演会【宇部】

 直木賞作家、安部龍太郎さんの講演会「大航海時代の日本と山口-世界史から見た日本の戦国時代」は17日、宇部市福祉ふれあいセンターで開かれた。歴史や文学の愛好者ら300人が来場し、国際的な視点に...

「南部観光の拠点に」 交流施設「三太郎の里」リニューアル 奄美市住用町

 鹿児島県奄美市住用町摺勝の観光交流施設「三太郎の里」が17日、リニューアルオープンした。住用のタンカンをはじめとした農産加工品のほか、近隣町村の特産品や海産物も取り扱う直売所と食事スペースなど...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク