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紀伊民報社

イタドリ収穫始まる 県林業試験場

イタドリの長さや茎径を測って収穫する職員(上富田町生馬で)

 和歌山県上富田町の県林業試験場で、春の山菜イタドリの収穫が始まった。試験場では今回の収穫結果を基に、栽培に向いている優良系統株を選ぶ予定。候補は17株あり、皮のむきやすさや収量の多さ、茎の太さ、若芽発生の遅速などから決める。

 試験場では2014年に県内9地域から候補株を選んだ。挿し木苗ができた17系統について翌年から場内で同じ条件下で育成している。最終選抜した優良系統株は、組織培養で大量増殖する。20年度中を目標に、栽培希望者への供給を目指している。
 栽培試験では、野菜や他の山菜と違い、手間をかけないでも育ち、植えて2年目の春に収穫できることが分かった。ただ、一度イタドリ畑にすると、元の畑や水田に戻すことは困難なため、そのことを十分考慮して植栽場所を選ぶ必要がある。
 今後、何年でピークを迎えるかなど収穫量の推移を調べ、更新方法などについても研究していく。
 試験場は「イタドリの需要は多い。新たな作物として栽培に興味のある人は相談してほしい」話している。

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