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北羽新報社

まち灯り、雪にろうそくの火映え

温もりあふれる灯りが能代の冬を彩った(能代市役所付近で)

 「第20回のしろまち灯(あか)り」は2日、能代市役所さくら庭周辺で開かれた。市民が心を込めて作った「スギ灯り」や紙袋灯明(とうみょう)など約1500個の灯りが会場に並び、温(ぬく)もりあふれる光で能代の冬を彩った。また、豊富なメニューをそろえた屋台村や木のおもちゃのコーナー、コンサートなど多彩な催しを展開、寒さの中でにぎわいを見せた。
 まち灯りは、イベントが乏しい能代の冬を盛り上げ、中心市街地のにぎわい創出につなげようと19年から開催。毎年「木」と「環境」にこだわった灯りで会場を彩っている。主催は農家グループや商店街団体などでつくる実行委員会(能登祐子実行委員長)。
 今回は、子どもから大人まで多くの市民や能代支援学校の生徒が作った1500個の灯りを用意。福岡の「博多灯明」を参考に初めて取り入れた紙袋灯明をはじめ、杉の間伐材をキャンドル台にして廃食用油ろうそくなどを使う従来の「スギ灯り」、大仙市の「夢灯り」、市内の神社や寺院の協力を得て作ったリサイクルろうそくなど、趣向を凝らした灯りがそろった。
 式典で能代支援学校の太鼓演奏などを行った後、午後5時に点灯。灯りを目印に配置して仕上げる「灯りアート」をはじめ、どの灯りも柔らかな光を創出。雪に覆われた会場で、ほっと和む温もりを醸し出した。
 旧議事堂では木のおもちゃやパターゴルフのコーナー、木のペンダントを作る木工体験などを展開したほか、福まめまき、ボイスオブカンパニーM、フェザーのコンサートなども行われ、灯り以外でも和やかなひとときを演出した。
 また、さくら庭には屋台村を設け、ときめきピザやギバサ入り能代うどん、鶴形そば、みそたんぽ、豚汁、あんこう鍋、パン、ドライフルーツなどを販売。寒さの中で特に温かなメニューが人気を集め、にぎわいを見せた。

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