全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

紀伊民報社

防災グッズ作り12年 上富田ふれあいルーム

防災教育で「防災バンダナで巾着作り」に参加した児童ら(上富田町朝来で)

 和歌山県上富田町朝来の児童館で毎週土曜、地元小学生を対象に開かれる「上富田ふれあいルーム」。阪神大震災の被災者で防災士の幾島浩恵さん(48)=上富田町朝来=が講師になって12年、防災グッズの手作りを中心にした防災教育が定着した。児童たちは楽しく遊びながら防災を学んでいる。

 幾島さんが考案した防災教育の年間計画は、内閣府の「防災教育チャレンジプラン」に2年連続の採択が決まり、2017年度に引き続き、18年度も防災教育の講座を開くことが決まった。採択は3回目になる。  ふれあいルームは1回2時間で毎回テーマを変えている。その多くが防災教育の内容で、グッズ作りやゲームをして防災教育につなげている。  3日のテーマは「あっそ防災バンダナで巾着を作ろう」。普段は巾着として使い、被災時の避難所でバンダナとして活用するもの。バンダナの無地に各自「お手伝いできる内容」「配慮してほしい内容」を書き込み、避難所の助け合いが進むようにしたいという。  幾島さんは阪神大震災当時、耳が聞こえない被災者から避難所でどうしていいか分からなく困ったという話を聞いた。「避難所ではヘルパー資格があるとか、手話ができるとかお手伝いできる内容を示してほしい。逆に足が痛いとか耳が聞こえないとか要援助であることを知ってもらうことも重要。助けたり、助けられたりしやすい環境にしよう」と話した。  この後、バンダナを糸で縫って巾着にする方法を指導。児童たちは見よう見まねで作業した。小学1年から毎週参加している朝来小5年の中嶋涼葉さんは「毎回、手作りするのが楽しい」と話した。

関連記事

芽室に新たな観光コンテンツを 食や農業のモニターツアー実施

 芽室町の新たな観光コンテンツの構築を目指したモニターツアーが24日、芽室町坂の上の「とかち芽室の百笑farm(ファーム)」で開かれた。町内で農業、飲食、観光業に携わる有志らを中心に企画。知り合い...

荘内日報社

酒田港 基地港湾に指定

 遊佐町沖、酒田市沖で進む洋上風力発電の事業化に向けて国土交通省は26日、酒田市の酒田港を港湾法に基づく「海洋再生可能エネルギー発電等拠点港湾(基地港湾)」に指定し、酒田港港湾管理者の吉村美栄子県知...

宇部日報社

地元の歴史や名所歌う「今昔かるた」 埴生小・中の図書館ボランティアが制作..

 「埴生祇園 1100年の古(いにしえ)より」。山陽小野田市埴生地区の歴史や文化、名所を歌った「埴生今昔かるた」が、埴生小・中(東原秀一校長、265人)の玄関奥の大階段に飾られ、児童や生徒たち...

「元気で大きくなって」 ウミガメ放流、児童ら見守る 奄美海洋展示館

 鹿児島県奄美市名瀬の奄美海洋展示館は25日、飼育していた6歳のアオウミガメを放流した。2017年夏に大浜海浜公園でふ化後、陸で衰弱していたところを保護された個体。遠足で同館を訪れていた奄美小学...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク