思いやりの心忘れず 県福祉大学校で卒業式
保育園児からの花束を笑顔で受け取る卒業生=県福祉大学校
県福祉大学校は8日、卒業式を諏訪市清水の同校で開いた。保育学科(2年制)42人、介護福祉学科(1年制)17人が卒業証書を受け取り、新たな門出に向けてスタートした。
内堀敏樹校長は式辞で、少子高齢化がさらに進行し、福祉従事者への期待が年々増大しているとし「期待に応え、学んだ専門的な知識や技術、思いやりの心で仕事に励んでほしい」と呼び掛けた。
卒業生代表の三村田みさをさんは、保育学科での2年間の学校生活を振り返り「苦楽をともにした仲間を誇りに思う。思いやりと感謝の気持ちを忘れず、素晴らしい人材となれるよう頑張りたい」と謝辞を述べた。同校保育園児による花束贈呈があり、卒業生は涙を拭いながら受け取っていた。
卒業生の多くが、公立の保育園や民間の社会福祉施設などに就職する。また保育学科の7人が、同校の介護福祉学科へ進学する。
席上、優秀な成績を収め、優れた卒業研究論文を執筆した卒業生を表彰した。
表彰者は次の皆さん。
▽日本介護福祉士養成施設協会会長表彰=谷澤萌子 ▽全国保育士養成協議会会長表彰=栗林優花 ▽白樫賞=今井爽笑、矢澤美佳 ▽卒業記念品贈呈者=桑原杏菜
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