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ワールドサーフィンゲームス男子決勝

五十嵐カノアが2位

 田原市赤羽根町のロングビーチで行われている世界最高峰のサーフィン大会「2018アーバンリサーチISAワールドサーフィンゲームス」(国際サーフィン連盟=ISA=主催)は19日、男子決勝が行われ、五十嵐カノア選手が日本勢で過去最高の2位、村上舜選手が4位となった。注目の五十嵐選手が出るファイナルとあって、ビーチは応援のファンらでにぎわった。  決勝は、五十嵐選手と敗者復活戦から勝ち上がった村上選手の日本勢2人を含む4人が25分間で競い、アルゼンチンのサンティアゴ・ムニス選手が優勝した。  日本勢の2人は、波打ち際に集まった多くの観客に見送られて海へ。少ない波の中、五十嵐選手は波を選んでは巧みにボードを滑らせると、浜辺からは歓声が上がった。失敗し波間に消えると、観客からため息が漏れた。サンティアゴ選手を追う展開の中、残り秒数を知らせる無情のカウントダウンが始まり、惜しくも目標の金メダルは獲得できなかった。

 表彰式では、日の丸をまとった2人の日本人選手が登壇、メダルとともに、全国屈指の花の生産地・田原ならではのビクトリアブーケが贈られ、集まった人たちの声援に応えた。  ファイナルについて、五十嵐選手は「波、風が少なく、自分がやりたいサーフィンはできなかったが、その中でもいいサーフィンを見せられた思う」と振り返った。ただ、ISAとサーフィンのプロツアーWSLとのジャッジの違いに戸惑いを隠せなかったが、「いい勉強なった」と話した。  両親は日本人だが、米国カリフォルニアで育ち、初の日本代表として挑んだ大会。「日の丸がモチベーションになった。チームのためにも金メダルはとりたかった」と悔しさをにじませたものの、「日本人2人がファイナルへ行けていい感じ。東京五輪へのいい練習でした」と手応えを口にした。  ロングビーチの波について、五十嵐選手は「きょうは面白い波で、決勝では少なくなってしまったが、日本でもワールドクラスの波」、村上選手も「いい波で、このポイントは好き。自分に合っていた」と話した。  多くのファンが詰めかけ、写真やサインにも気さくに応じた選手たち。名古屋市から家族で観戦に訪れ、毎週、ロングビーチへサーフィンにも来ている小学5年の寿台順顕君は、五十嵐選手らのライディングを見て「格好良くて、すごい」と笑顔で話していた。

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