ニュースポーツ 囲碁ボール体験会
夢中で囲碁ボールをプレーする体験会参加者(2日、田辺市上屋敷1丁目で)
五目並べとゲートボールを組み合わせたニュースポーツ「囲碁ボール」の体験会が2日、和歌山県田辺市上屋敷1丁目の中部公民館であった。上屋敷や付近の老人会から15人が参加。涼しい室内で熱戦を繰り広げた。
囲碁ボールは、木製のスティックを使って碁盤に見立てたマットに白と黒の球を交互に打つスポーツ。マット上でラインが交わる点に止まった球の数、縦横、斜めなど球の並びで得点を競う。室内で寒暖を問わずプレーでき、足腰の悪い人にも負担が少ないため、高齢者向けのスポーツとして注目されている。
参加者は市スポーツ推進員からルールの説明を受けると、早速3チームで総当たり戦を繰り広げた。最初はマットにとどまる球が打てなかったり、打つ場所を迷ったりしていたが、すぐにこつをつかむと、相手チームの球をはじき出すなど作戦を立てながらスティックを振っていた。
初めて体験した上屋敷3丁目の田中主一さん(85)は「見た目より難しい。グラウンドゴルフも囲碁も経験しているが、勝手が違う。3目、4目といかに並べるか。みんなで作戦を立てながら勝負するのが面白い。真剣になるからすっかり汗をかいた」と笑顔を見せた。
関連記事
香り高い仏手柑 迎春用に収穫
和歌山県の田辺市内で、仏の手のような形からその名が付いたとされるかんきつ類「仏手柑」が収穫期を迎えている。香りが良く、正月飾りや生け花に使われたり、ジャムに加工したりする。 同市上秋津の農家...
イルミネーション点灯 4万5000球の輝き むかわ
むかわ町のNPO法人マージュ(岡松諒理事長)は13日、町田浦141の日高自動車道沿いにある敷地内で、大型イルミネーションを点灯させた。LED(発光ダイオード)電球は前年より1万球多い4万5000球...
掛け声合わせ「節綱」仕上げる 広瀬藁細工の会
出羽三山神社の火祭り「松例祭」(国指定重要無形民俗文化財)に奉納する「節綱(ふしづな)」作りが13日、鶴岡市羽黒町の広瀬地区地域活動センターで行われた。広瀬藁(わら)細工の会(寒河江晴雄会長、会員1...
広尾「昆布しお味」好評 冬のポテチ 売り切れ店続出
コンビニエンスストア大手・ローソン(東京)の「ポテトチップス 昆布しお味」(1袋100グラム、300円)が、話題を集めている。ローソンファーム北海道本別で収穫されたジャガイモと、広尾町の「星屑(...