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3農家で旬のパインなどの販売所を運営 西表島上原港

果樹類をPRしようと、上原港デンサターミナル内に設けられた販売所=

 ことし5月上旬から西表島上原港デンサターミナル内でパイナップル、マンゴー、島バナナの販売所が設置され、観光客などの人気を集めている。販売所は、西部地区の3農家で組織する組合「トロピカルフルーツファミリー」が共同で運営。農作物の生産者として次世代を担う若者たちが「親の背中を超えたい」という思いで集結し、収穫したての果樹類や加工品を販売。島の名産品としてパイン、マンゴーのブランド化を図り、生産販売に伴う雇用創出で地域の活性化を目指している。

 島では、5~7月下旬にかけてパインやマンゴーの生産が最盛期を迎える。組合のアララガマ農園合同会社、西表島ひらい農園、㈱農園ファイミールは、より多くの人に果樹類と島の魅力を知ってもらおうと、観光客らが集中するターミナル内に販売所を設けた。

 生産物は、できる限り農薬に頼らず手間と愛情を込めた方法で栽培。果樹を使用したジュースやシャーベット、ドライフルーツなどの加工品も販売している。

 組合は▽パインやマンゴーの世界ブランド化▽商品を手軽に購入できる土産品店▽冬場でも加工品を販売し、通年雇用の確立—を目標に取り組んでいる。

 アララガマ農園の池村海仁さん(30)=住吉=は「完熟した甘くておいしいパインを観光客は喜んで購入してくれている。今後は、子どもが小さい母親らの働き口として販売所を運営できれば」と期待を込め、「来年以降も継続したい」と話した。 今期は今月末ごろまで販売を行う予定。

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