事故の衝撃 スタントマン再現 池田中で交通安全教室

スタントマンによる実演で事故の恐ろしさを学んだ教室
池田中学校(森英樹校長、生徒102人)で17日、スタントマンが自転車と車両の交通事故を再現し、生徒たちに交通ルール順守の大切さを伝える教室が行われた。
JA共済連北海道本部、道警の主催による「スケアード・ストレイト教育技法による自転車交通安全教室」。スケアード・ストレイトは「恐怖の直視」を意味し、受講者に恐れを与えることで社会通念上望ましくない行為をさせないようにする教育技法の一つ。この日はシャドウ・スタントプロダクション(東京)のスタントマンが実演した。
時速40キロでの車と自転車の衝突をはじめ、2人乗りやスマホの使用などさまざまなルール違反をした自転車と車の衝突、トラックによる左折巻き込み事故などが再現された。車両にはねられたり転倒したりする姿を目の当たりにした生徒たちは、衝突の衝撃やルール違反が招く悲劇を実感していた。
スタントマンが運転する車に同乗した生徒(3年)は「ビデオで見て学ぶだけでは想像がつきにくい。実際に乗ってみることで実感が湧き、いい学びになった」と話していた。
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