
離島体験事業で清掃活動を行う那覇市立城東小学5年生ら=13日午後、宮良川
沖縄本島の子どもたちに離島の生活や文化、現状を学んでもらおうと県が実施する「沖縄離島体験交流促進事業」で、那覇市立城東小学校(平敷兼栄校長、592人)の5年生96人が13日から、2泊3日の日程で石垣島を訪れている。同日午後は宮良川で生き物を観察しながら清掃活動を行い、離島の環境問題について学びを深めた。
児童らは宮良川で「自然が多いと思ったけど意外とごみが多い」「なんでこんなにごみがあるの?」と話し合いながら、6袋分のごみを収集。清掃後、児童らを受け入れている石垣島エコクラブ(成底正好代表)の美馬誠憲さんが、マイクロプラスチックや漂流ごみなどが引き起こす環境問題について説明した。
富山晶詞(あかし)君(10)は「石垣の川には生き物がたくさんいたけどごみが多くて、外国からのごみも来てる事が分かった。ごみを無くしたい」と感想。
滞在中、児童らは伊原間公民館で伊原間地区の子どもたちと交流するほか、長命草入りのせっけんづくりや、海人体験などを行う。
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