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長野日報社

諏訪大社上社本宮の重文保存修理事業 3期工事を来月本格開始

曳家して耐震補強や保存修理を行う神楽殿

 諏訪大社は4月から、上社本宮(長野県諏訪市)の重要文化財保存修理事業の3期工事を本格的に始める。3期工事は、勅願殿、勅使殿、五間廊、神楽殿、天流水舎の5棟に対して、耐震補強の基礎工事や建物の修復などを行う。工事に伴い、竣工予定の2027年10月まで、神楽殿周辺を通行止めとする。

 同事業は、16年に追加指定された重文10棟のうちの9棟と、附指定された1棟の計10棟が対象。工事は3期に分け、1期の入口御門と布橋は19年10月から始まり、22年6月に竣工。21年12月に始まった額堂、摂末社遥拝所、文庫を対象とした2期は今年6月に竣工予定となっている。

 3期は、これまでで最も大規模な工事。昨年12月から工事の準備をしてきた。今後、建物の詳しい調査をして、その結果を踏まえて工事の方針を修理委員会に諮り、文化庁と協議しながら復元や現状修理といった形で保存修理を進めていく。

 このうち、1827(文政10)年に建築された神楽殿は、建物を20メートルほど東側に曳家する。神楽殿のある場所は、大社の昔の記録では、下御子屋と呼ばれる神事や祭事を行う場所があったとされるため、発掘調査を行う。発掘調査後、地盤沈下対策の基礎工事と耐震補強を実施。建物も建起こしや屋根の葺き替え、補修を行う。東参道から訪れた際は、布橋を通るよう呼び掛けている。

 大社では、工事概要を記載した看板と進捗状況を写真で紹介する掲示板を塀重門左手に設置。ホームページにも掲載する。また、工事の状況を見ながら、一般向けの工事見学会も行う方針。大社は「工事を終えて次の御柱祭を迎えるようにしたい。ご迷惑おかけしますが、ご理解とご協力を」としている。

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