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長野日報社

不用の制服を回収、リユース 伊那弥生ケ丘高同窓会 長野県

集まった制服を矢野亮太社長(右)に受け渡す下島典子会長

 伊那弥生ケ丘高校同窓会(下島典子会長)は、卒業後に不用となった制服を回収し、必要とする新入生に譲渡する「制服リユース事業」を今年度も行う。今回は、クリーニング業の矢野クリーニング(本社工場・長野県南箕輪村)に、回収した制服のクリーニングを初めて依頼。13日に下島会長(74)らが同工場を訪れ、この日までに集まった約40着を矢野亮太社長(46)に手渡した。

 資源の有効活用促進や循環型社会の構築への一助、子育て家庭への支援を図ろうと2021年度から続く取り組みで3回目。これまではクリーニング済みの制服を受け付け、無料で譲渡してきた。今年度は譲る側の負担や受け取る側が無料で譲り受ける「申し訳なさ」を解消しようと、同社に協力を依頼。通常の半額以下ほどでクリーニングを引き受けてくれることになり、譲る側は無料で制服を提供し、受け取る側は1着につき200円の費用が掛かる仕組みにした。

 下島会長は「快く引き受けてくださりありがたい」と感謝。「先輩たちの温かい思いがつながって入学式を迎えられるのはすてきなこと。ぜひ協力をお願いしたい」と話した。矢野社長は「リユースは大事な考え方。上伊那地方の他の高校にも取り組みが広がれば」と話した。

 受け入れは20日まで。譲渡は19~24日を「集中期間」とし、土日祝日も受け付ける。時間は午前9時~午後3時で、会場は同校敷地内にある同窓会館。ただし、受け入れ、譲渡は通年で受け付ける(平日のみ)。

 対象品は同校指定の男女制服上下、カーディガン、ベストで破損のないもの。提供者は今年度の卒業生とおおむね10年以内に卒業した同窓生。譲渡対象は来年度の入学予定者や、サイズが小さくなるなどして制服を必要とする在校生。問い合わせは同窓会事務局(電話0265・76・0615)へ。

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