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長野日報社

諏訪五蔵の魅力冊子に 大学生のフリーペーパー発行団体 長野県

完成したフリーペーパーを見る学生と諏訪五蔵の担当者ら

 信州大学など長野県内の大学生でつくるフリーペーパー発行団体「信州Charm(チャーム)」は、諏訪市内5軒の酒蔵「諏訪五蔵」の魅力を学生目線でPRする冊子を作成した。各蔵の特徴や若者向けの銘柄、相性の良いつまみなどを紹介するほか、裏表紙には手書きの地図を掲載。編集長を務めた同大の海沼怜さん(21)=茅野市=は「酒造りに思いを込める人たちや県の魅力を知ってほしい。諏訪に訪れ、諏訪に住みたいと思うきっかけになれば」と期待している。

 日本酒の消費量が減少する中、地域資源である諏訪五蔵を盛り上げようと、市の「SUWAデザインプロジェクト」の一環で実施した。学生たちは、昨年10月に五蔵で取材や写真撮影、勉強会を行い、酒造りを見学。約10人で編集作業を行った。

 編集メンバーで同大3年の廣村壮吾さん(21)は活動を振り返り、「日本酒は堅いイメージだったけど、さまざまな特徴の銘柄を知っていろんな人が楽しめるお酒だと感じた」。同1年の大浦快斗さん(19)は「同じ仕込み水で造られていても、杜氏の思いや扱い方で甘さや辛さ、口当たりが変わると分かった。違いを楽しみながら飲んでみたい」と話した。

 11日に開いた完成報告会には、各蔵の担当者も出席。完成した冊子に目を通して「かわいくて手に取りたくなる」「若い世代の目線で見やすくまとめられている」「若い人が地域の文化に注目して取り上げてくれたことがうれしい」などと笑顔で喜んだ。

 A5判、20ページ。県地域発元気づくり支援金を活用して2000部発行した。県内の大学や市内の観光施設、各蔵の直営ショップなどで配布する。

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