ふるさとカルタ楽しむ【釧路市】
釧路市民文化振興財団(宮下祐司理事長)が主催する第15回くしろふるさとカルタ大会が10日、釧路市生涯学習センターの多目的ホールで開かれ、小学生や中学生以上の一般の合わせて10チーム、30人が参加した。コロナ禍の影響で5年ぶりの実施。
3人1組でチームをつくり、対戦相手と競い合う。参加者は、床に広げられた、ふるさと釧路の名物や名所、豊かな自然やまちの自慢の人などを歌ったかるたに集中。読み手の声に合わせて、元気よく札に手を伸ばしていた。
「あいさつは元気な声だねくしろっ子」「ろばた焼本場釧路で舌づつみ」「横綱大鵬出した弟子屈町」など、話題や素材は多岐にわたるくしろふるさとカルタ。宮下理事長は「新型コロナが5類に移行して、ようやく大会を開くことができた。今回は参加チームは少なかったが、かるたの内容が釧路市だけでなく、標茶町や鶴居村のことなど管内の魅力も詠んでいるので、特色あるかるたを楽しんでほしい」と話していた。
競技結果は次の通り。
▽小学生低学年の部 ①ファイヤーレッド(附属)▽同中学年の部①なかよしチーム(清明)②カルタさんねんせい(武佐)③チンパC(清明)▽同高学年①シマエナガ(共栄)▽中学生以上一般の部①くろ&しまちゃん②ボンボン
読み手の声に合わせてかるたの札を取る参加者
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