全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

自信の足寄産リンゴ酒 道の駅で販売 ひだまりファーム

 足寄町螺湾の農業生産法人「足寄ひだまりファーム」(沼田正俊代表)が1日、自社の果樹園で育てたリンゴを初めて使った発泡性果実酒(シードル)の販売を開始した。沼田代表は「自信を持っておすすめできるものが完成した」と喜ぶ。

自社の果樹園で初めて収穫したリンゴを使用したシードルをPRする沼田代表

 同ファームは2020年にシードル事業を開始し、リンゴの栽培も行ってた。

 昨年は後志管内余市町や長野県から仕入れたリンゴでシードルを初めて販売した一方で、初年度に自社の果樹園に植えたシナノゴールドとシナノスイート計340キロも初めて収穫。これを昨年10月、選果と洗浄をして専用の遠心破砕器で粉砕し、油圧プレス機にかけて搾汁した。約220リットルをタンクに入れ、ワイン酵母などを使って1カ月ほど発酵させた。

 足寄産リンゴ酒の商品名は、「0(ゼロ)UNIQUE(ユニーク)」。辛口と中口の2種類で、330ミリリットル(1100円)635本が完成し、道の駅あしょろ銀河ホール21などの店頭に並ぶ。

 リンゴ酒以外にも町内の農園で収穫した果実を掛け合わせ、その果物の特徴を出した果実酒も販売する。ラズベリーを使用した「02 LASPBERRY」と、マルメロとの「04 MAEMELO」を売り出し、今後は順次ハスカップやカシスも提供予定。

 ほかにも道内外のリンゴで仕込んだ「00 COMMON(コモン)」やビール酵母で発酵した「00 ALE(エール)」なども進めている。

 道の駅のほか、同ファーム運営の「カフェ・デ・カミーノ」(町螺湾93)、醸造所「BLANK HARD CIDER WORKS(ブランク・ハードサイダー・ワークス)」(町北1)などで販売する。

 問い合わせはEメール(info@blank-hardcider.com)で。

関連記事

新城市鳳来寺山自然科学博物館で「ドングリ」の企画展

 秋を代表する果実「ドングリ」を紹介する企画展が、新城市鳳来寺山自然科学博物館で開かれている。三河地区で見られる21種類を展示している。来年1月6日まで。  展示しているのはコナラ、ウバメガシ...

北羽新報社

新たに最中を製造 三種町拠点に活動の「こめらむね製作委」

 三種町の旧下岩川診療所を拠点に、あきたこまちの地域ブランド「岩川水系米」の米粉を使ってラムネ菓子を作っている県立大の学生グループ「こめらむね製作委」は、新たに最中(もなか)の製造・販売を始...

帯広農業高校 コロッケ「ピザコロ」誕生 今冬に販売予定

 オリジナルコロッケの開発に取り組んでいる帯広農業高校食品科学科2年生は1日、試作品の品評会を行った。3品の候補を試食し、実際に販売する商品を選んだ。選ばれたピザ風味のコロッケは今後、十勝管内...

九州・沖縄地区銀賞を報告 全国豆腐品評会へ市長に意欲示す まごとうふ

 まごとうふ(下地直弥代表)の「孫心ぷるっと島おぼろ」が第8回全国豆腐品評会九州・沖縄地区大会の「寄せ・おぼろ豆腐部門」で銀賞を受賞した。下地代表が9月30日、市役所で座喜味一幸市長に受賞と全国品評...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク