「復興応援ラーメン」を販売するラーメン店の店主ら
長野県伊那市と南箕輪村のラーメン店有志5店舗が6日午前11時から、能登半島地震の被災地支援として「復興応援ラーメン」を販売するチャリティーイベントを同市日影のベルシャイン伊那店で開く。売り上げ全額を義援金にする。「被災地との懸け橋になれれば」と来場を呼び掛けている。
麺づくり蒼空(同村)の店主、竹村泰治さん(54)が呼び掛けた。このメンバーでのチャリティーは初めて。蒼空などが所属し、県内ラーメン店でつくる信州麺友会の有志が各地でチャリティーを行っているのを見て企画した。
販売するのはしょうゆラーメン。1杯1000円で、先着400杯。蒼空の自家製麺、麺屋二八のスープ、ラーメン将太のタレ、らぁめん勝ちどきの味玉など各店舗の持ち寄りで作る。かつおだしや低温調理した具材を使っていて「懐かしさも新しさもあるラーメン」とPRする。
有志らは東日本大震災の際も炊き出しなどをした。竹村さんは「支援したくても何をしたらいいか分からない方も多いと思う。ラーメンでお客さまと被災地をつなぐことができれば」と話している。
会場はベルシャイン伊那店内のラーメンはるちゃんと時計台広場。ソフトクリーム(300円)、おにぎり(200円)も販売。伊那小学校6年忠組約30人が募金の呼び掛けなどで協力する。義援金は石川県の窓口に送金する。
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